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<中国インディペンデント映画祭2013>

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11月30日(土)~12月13日(金)
オーディトリウム渋谷にて開催
http://cifft.net/index.htm

チケット
一般1500円/シニア・学生1200円/高校生以下800円
3回券3600円/フリーパス券(限定販売)8000円
(各回入替制、整理番号順入場、全席自由席)


★フィクション
今年はより過激でバラエティーに富んだ6作品が集結!

『ホメられないかも』
有人讚美聰慧,有人則不/2012年/100分

監督:楊瑾(ヤン・ジン)

小学校を卒業した夏休み、ヤンジンは長距離バスに乗って同級生のシャオポーの田舎に遊びに行く。優等生のヤンジンと、怒られてばかりのシャオポー。山西の農村でいろんな人と出会いながら、彼らは少しずつ成長していく。

監督は『牛乳先生』『冬に生まれて』に続き本映画祭3作目となる楊瑾。この作品はアニメーションを交えながら、ほのぼのとしたタッチで描いているが、独特の飄々とした作風は健在。今回はベルリン国際映画祭の児童映画部門で上映された100分バージョンで上映。
(協力/東京国際映画祭)



『卵と石』
雞蛋和石頭/2012年/101分

監督:黄驥(ホアン・ジー)

14歳の少女・紅貴は、都会で働く両親と離れて農村に留まり、もう7年ものあいだ叔父夫婦と生活している。幼なじみの男友達・阿九と会えるのを唯一の楽しみとしている普通の女の子だが、実は深刻な悩みを抱えていた。

84年生まれの黄驥監督は、パートナーの大塚竜治とほぼ二人だけでこの映画を作り上げたというが、そのクオリティの高さには驚かされる。ロッテルダム国際映画祭で大賞を受賞したのを始め、各国で高い評価を受けている注目作。
(協力/大阪アジアン映画祭インディー・フォーラム部門)




『小荷(シャオホー)』
小荷/2012年/90分

監督:劉姝(リウ・シュー)

田舎の高校で国語教師をしている小荷(シャオホー)は、型破りな授業をすることから生徒たちには人気があるが、保護者や同僚からは疎ましがられていた。職場の空気に耐えられなくなった彼女は北京に出て行くことにするが、北京での暮らしは理想とは程遠く…。

理想を持つほど生きづらい中国社会の現実を、女性監督らしい目線で描いた作品。
主演は『スプリング・フィーバー』『ミスター・ツリー』でヒロインを演じた譚卓(タン・ジュオ)。2012年ヴェネツィア国際映画祭国際批評家週間で上映された。



『白鶴に乗って』
告訴他們我乘白鶴去了/2012年/99分

監督:李睿珺(リー・ルイジン)

中国西部の農村で暮らす大工の馬さんは、棺桶作りの名人でもある。政府が土葬を禁ずるようになった今では、棺桶を注文されることもめっきり減ったが、多くの老人たちは依然として土葬を望んでいる。彼の親友は死後密かに土葬されたが、役人にバレて掘り返されてしまう。それを目の当たりにした馬さんが下した決心とは…。

蘇童の小説を、若手監督として注目されている李睿珺が自分の故郷に舞台を移して映画化。甘粛の美しい風景も魅力的。ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門参加作品。



『嫁ぐ死体』
焚屍人/2012年/90分

監督:彭韜(ポン・タオ)

火葬場で働く曹には、人には言えない副業がある。それは女性の遺体を「鬼妻(独身で亡くなった男性の霊を慰めるため、女性の遺体を一緒に葬るという古い風習)」として売買するブローカーであった。重い病気を患った曹は、自分の死期が近づいていることを悟り、自分用に若い女性の死体をキープしておくことにする。そんな時、一人の女性が彼の働く火葬場を訪ねてくる。

『小蛾の行方』で人々に衝撃を与えた彭韜監督の新作。中国な奇妙な風習をモチーフに、市井の人々の姿をリアルに描いた興味深い一本。



『春夢』
春夢/2012年/98分

監督:楊荔鈉(ヤン・リーナー)

妻として、また小さな娘の母として、そつなくこなしてきたファン・レイだったが、ある時から夢に出てくる男に惹かれ始め、すっかり心を奪われてしまう。夢の中での肉体関係に溺れてしまった彼女は、罪悪感を抱くようになるのだが…。

中国映画ではほとんど語られることのなかった女性にとっての性を描いているだけでなく、スリリングでホラーチックな展開にも引きつけられる。監督の楊荔鈉は、かつてジャ・ジャンクーの映画に俳優として出演し、後に『老人』などのドキュメンタリーを監督していたが、本作が初のフィクション作品。音楽は日本の半野喜弘が担当。
(協力/SKIPシティ国際Dシネマ映画祭)


★ドキュメンタリー
数こそ少なけれど、厳選された納得のドキュメンタリー3作品

『マダム』
姑奶奶/2010年/120分

監督:邱炯炯(チュウ・ジョンジョン)

服飾デザイナーをする傍ら、派手な女装をし、マダム・ビランダと名乗ってステージに立つクラブ歌手。同性愛者がまだまだ生きづらい中国にあって、ゲイである彼がここに至るまでには様々な苦労があった。赤裸々に語られるインタビュー映像と、クロスして流れる彼のステージシーンが、ときに笑わせ、ときに涙を誘う。

画家としても活躍する邱炯炯監督によるドキュメンタリー。撮影後、この歌手は亡くなってしまったため、彼のステージが見られる貴重な映画となってしまった。



『治療』
治療/2010年/80分

監督:呉文光(ウー・ウェングアン)

2007年に母親を亡くした監督が、母親についての映像作品を作ろうとこれまでに撮りためてきた映像を編集し始める。しかし、亡くなった母親の生き生きとした姿を改めて見返す作業は、監督にとって辛くもあり、自分自身を治療する過程でもあった。

中国でインディペンデントなドキュメンタリー映画づくりにいち早く取り組み、ドキュメンタリー映画の父とまで呼ばれる呉文光監督。この映画ではそれまでの手法とはまるで違い、セルフ・ドキュメンタリーとなっている。


『唐爺さん』
老唐頭/2011年/89分
監督:徐童(シュー・トン)

前作『占い師』で、売春の元締めをしていて逮捕された唐小雁は、その後釈放され、故郷で新年を迎えるため黒竜江省に帰省する。そこには80歳を超える彼女の父親が住んでいた。娘に劣らず元気で濃いキャラクターの唐爺さん。彼は、訪ねてきた監督のカメラに向かい、自分の半生を饒舌に語りだす。

たくましく生きる市井の人々を撮り続ける徐童監督の3本目の作品。監督はこの作品を『収穫』『占い師』と合わせて「游民三部作」と名づけている。



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テーマ : 映画祭 - ジャンル : 映画

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